突然ですが、皆さんは保険に入っていますか?
入っている方は…
- 若い頃に会社に営業がきて入った。
- 親がかけていた保険をそのまま引き継いだ。
- 保険会社が親戚、もしくは知人で入った。
と言う方も多いでしょう。
今自分がかけている保険の種類、保障内容を理解し納得している人は回れ右で大丈夫です。

勧められるまま入った、とりあえず入院したらお金が出ることは知っているけど…
このような方はどうぞ読み進めて下さい。
実は多すぎる保険料を払っているかもしれませんよ…?
とりあえず保険を見直したいという方はこちら☟
そもそも保険とは


一口に保険と言っても様々ですが、保険と聞いてパッと思い浮かぶのは生命保険ではないでしょうか?
その中でも保険に入る目的としては、急な病気や入院時の備えという方が多いです。
入院すると一時金が出るものや、日数に応じて出るものなど様々ですが、ここで多くの方が多すぎる保険料を払っています。
それはなぜか?
保障があればあるほど良いと思ってしまうからです。
では、仮に入院するとどれくらい入院費がかかるのでしょう?
日本には高額療養費制度というものがあります。
国民健康保険、社会保険等公的医療保険に加入している方誰でも利用できる制度です。
これによって、手術や入院で何十何百万と掛かっても収入に応じた額を支払えば良いという仕組みです。
支払い区分は以下のようになります。




ただし、食事代や差額のベッド代(個室や特別室などを利用した場合)や自費手術(美容やインプラントなど)は対象外になります。
大体年収500万くらいだと10万程度となります。
注意しておきたいのは、1か月に10万ということです。
仮に7月10日から8月20日まで入院したという場合は、20万かかるという計算になります。
勿論それ以上に金額がかかる場合があります。
代表的なのが、がんなどでの先進医療です。
それらをカバーするために、特約やがん保険といったものがあります。
これらがどんどん増えていくことによって支払う保険料が多くなっていくのです。
もう一つ代表的な目的としては死亡保険です。
亡くなった時に〇〇円出るというものですね。
これも考え方によっては、必要な人と必要でない人がいます。
死亡保険は残された人のためにある保険です。
家族の稼ぎ頭が、急死ししてしまった。
そんな不測の事態でも残された家族が困らないように、死亡保険を掛けるということです。
私の経験


ちなみに私は親戚が保険の営業さんなので、初めは父が掛けていました。
毎月13,000円。
父が亡くなってから、私がそのまま引き継ぎましたが当時内容なんて全く知りません。
付き合いもあるからそのままずっと続けていくんだろう、なんて思っていました。
しかし、いざFPの勉強をして改めて見直してみると…
なんと定期保険で39歳からは保険料が上がるタイプで、積立はたったの毎月1,000円。
入院すると一時金と手術をすれば手術給付金あり、日額は10,000円。
死亡保険は3000万。
先進医療特約以外にもよくわからない特約満載。
15歳から掛けていたため、現状払った金額は300万越え…



高すぎでしょ…
もう笑いましたよ。
一回も使ったことないですしね。
内容が悪いという意味ではありません。
問題は、掛け初めの15歳の子供にこのような保険が必要かということです。
必要と思われる方は良いでしょう。
しかし、私は全くそうは思いませんでした。
今は学資保険にも医療保険をつけられるタイプもありますし、学校の団体で入れる保険などもあります。
極端な話、子供に不幸があっても親が生活できなくなるわけではないので、死亡保険の必要性はありません。
そして気づいたのが現在。
シングルマザーになったため、死亡保険は必須です(私に何かあったら子供が困る)。
しかし、入院費や特約は見直す必要があると感じました。
上記で書いたように、入院時は高額療養費が利用できます。
私の中で必要なのは、日額5000円程度と死亡保険、がん保険でした。
がん保険が必要と思ったのは、がんの家族歴が多いから…父もがんで早くに亡くなりました。
これはあくまで私の考えなので、絶対ではありません。
実際には親戚からは、新しい保険が出る度に営業を受けましたが、私の中ではどれも魅力的なものはありませんでした。
民間介護保険は必要か


入院や死亡に加えて、最近多くCMでも見かけるようになったのが介護保険です。
要介護認定が下りれば〇〇円というものや、認知症の診断が下りれば〇〇円というものなど様々です。
私は現在、母親の在宅介護(要介護2)4年目です。
毎月どのくらいのお金が掛かっているのかご参考までに公開します。
定期的に掛かるのは電動ベッドや車椅子などのレンタルが月3,000円程。
福祉用具に関しては公的介護保険でとても安く借りることができます。
うちでは電動のポータブルトイレも購入しましたが、10万円分補助が利用できました(上限あり)。
詳しくはこちら☟


後は、入浴介助に来てくれる訪問看護と医師の訪問診療や薬代などの医療費が月5,000円程。
その他おむつ代や諸々細かい物を上げるときりがありませんが、雑費が10,000円程でしょうか。
母は難病のため医療費が安くなっています。
そうでなければとてもこの額では済みません。
我が家がこれだけ掛かる費用が少ないのは、通所系サービスを一切利用していないこともあります。
デイサービスやデイケア、ショートステイ(お泊り)などを利用すると、回数にもよりますが月に50,000円くらいかかることもあります。
また、介護度が低く、利用回数を増やさなければいけない場合は実費負担が出てきます。
そうすると月に10万近く…なんて方もいらっしゃいます。
ちなみに施設に入居するとなると、有料老人ホームだと大体月20万以上掛かります。
注:介護施設は施設によりけりなので一概には言えません。
介護施設の費用や概要に関する記事はこちら☟


他にも公的介護保険ではヘルパーやリハビリの利用などもできますが、
正直在宅介護をしている者としては使い勝手が悪いものも多々あります。
民間の介護保険がどこまでカバーしてくれるのか?
要介護1から出るのか、要介護3以上しか出ないのか…
要介護5の特養(特別養護老人ホーム)入所より、要介護2で在宅介護の方がお金が掛かることもあるのが介護です。
今後介護保険の法改正の可能性も考えると、個人的には優先順位としては低いかなと思います。
あくまで個人的な見解ですが、それよりも別の資産運用を考えた方がどんな状態になっても利用できます。
要介護状態になるとお金が掛かるのは間違いありません。
多すぎる保険の種類


保険の数はとにかく多いです。
学資保険に養老保険、変額保険や介護保険etc…
全て内容や目的が違うのですが、自分に合った保険を探すのは一苦労です。
そして、会社によっても取り扱う保険内容や金額が違います。
そんな時に役立つのが無料保険相談なら保険見直しラボ
沢山の保険の中から希望を踏まえ、その人に合った保険をプロが選んでくれます。
どの保険が良いかというのは一人ひとり違います。
大切なのは、ライフプランの変化に応じて定期的に見直しをかけることです。
結婚や出産、親の介護など、見直す場面は沢山あります。
特に若い頃に勧められて入った保険をそのままにしている…という方は一度は無料相談を受けた方が良いです。
歳を重ねれば重ねる程、入りづらくなるものもあります。
まとめ


- 入院費用は高額療養費制度が利用できる
- 民間介護保険は優先順位としては低い
- ライフプランの変化に応じて定期的な見直しを
いざという時にはとても有難い保険。
自分には何が必要なのかを選び、しっかりと備えをしておきたいですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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