介護度別で要点のみ!使えるサービス一覧をわかりやすく説明

介護度別サービス一覧

こんにちは。華iroです。

介護保険の認定を受けたけど、サービスは何が使えるのか?どんなサービスがあるのか?などなどわからないことは多いですよね。

特に…

本人

専門用語で全部の説明が書いてあるので、必要なところがわからない

こういう方、本当に多いです。

そのため、今回は介護度別に使えるサービスを要点のみ絞ってお話ししたいと思います。

目次

介護保険とは?

介護保険認定を受け、必要と判断されると様々な介護サービスが受けられます。

65歳以上の方は介護が必要となる事由は問われず、日常生活を送ることが難しくなった方はどなたでも申請することができます。

認定は全部で8段階あり、事業対象者、要支援1と2、要介護1~5に分類されます。

基本的にはどの程度の介護が必要かで判断されますので、介護度が軽い方が事業対象者一番介護が必要な方が要介護5となります。

介護保険の詳しい記事はこちら☟

介護保険で使えるサービスとは

介護保険は使えるサービス内容、レンタルできる物が異なります。まず介護度から低い順に説明していきたいと思います。

事業対象者

  • 訪問介護(ホームヘルパー)
  • 通所介護(デイサービス)

事業対象者の方はこのどちらかのみになります。

事業対象者とは

事業対象者は介護保険の申請用紙ではなく、基本チェックリストというものを記入することで、該当者は訪問介護(ホームヘルパー)か通所介護(デイサービス)を利用することができます。

つまり、事業対象者は総合事業しか利用することができません。

総合事業の詳しい記事はこちら☟

認定調査、医師の指示書不要で申請可能となりますが、総合事業は各自治体が主体のため、料金などは自治体によって異なります。

ホームヘルパーの詳しい記事はこちら☟

デイサービスの詳しい記事はこちら☟

要支援1、2

  • 訪問介護(ホームヘルパー)
  • 訪問看護
  • 通所介護(デイサービス)
  • 通所リハビリテーション(デイケア)
  • 福祉用具貸与(レンタル、販売)※介護度により利用できないものあり、下記参照。
  • 住宅改修(上限20万円まで
  • 一部施設サービス(ショートステイ=お泊り)

上記のサービスが利用できます。実は要支援でもほとんどのサービスが利用できるのですが、介護度で違うのは主に回数です。

訪問系、通所系、どちらも基本的な回数が決められており、要支援1では週1回、要支援2では週2回程度となります。

施設入居に関しては、可能ではありますがかなり限られます。

施設の詳しい記事はこちら☟

また、介護用品のレンタルに関しては4点杖(1本杖はレンタルなし)、歩行器のレンタルなどはできますが、電動ベッドなどは基本的にはレンタルできません。

医師が必要と認めた場合にレンタルできることはあるので、詳しくはケアマネジャーにご相談してみて下さい。

ケアマネジャーの詳しい記事はこちら☟

要介護1

  • 訪問介護(ヘルパー)
  • 訪問看護
  • 通所介護(デイサービス)
  • 通所リハビリテーション(デイケア)
  • 福祉用具貸与(レンタル、販売)
  • 住宅改修(上限20万)
  • 一部施設サービス(ショートステイ=お泊り)

上記のサービスが利用できます。要支援とほぼ同じ…というか同じです。回数が増えます。

ヘルパーであれば週3回、デイサービスやデイケアも週3回程可能になります。

強いて言うならば、施設入居の条件として要介護以上と設定しているところが多いという点でしょうか(有料老人ホームに多い)

後はどのサービスを組み合わせるか、上限内に収めるかを選ぶ形になります。

要介護2

  • 訪問介護(ヘルパー)
  • 訪問看護
  • 通所介護(デイサービス)
  • 通所リハビリテーション(デイケア)
  • 福祉用具貸与(レンタル、販売)
  • 住宅改修(上限20万だが、前回より介護度が3つ以上上がった場合は再度利用可能
  • 一部施設サービス(ショートステイ=お泊り)

こちらもほぼ変わりません。

一番大きく変わるのは、福祉用具のレンタルで車椅子、電動ベッド+付属品(サイドテーブルなど)、床ずれ防止マット(エアマットなど)が含まれることです。

これが本当に大きい…

ちなみに私の家ではフルセット借りてます。

全部借りて毎月2000円くらいです(1割負担)。安い。

電動ベッドは今インテリア業界でも売り出されてますが、介護保険で借りれるならレンタルの方が良いと思います。

なぜかというと…

  • 不具合が出てもすぐに対応してもらえる。
  • 定期的なメンテナンスが受けられる。
  • 電動ベッドのモーターの違い(インテリアのは2モーターが多い気がします)
  • エアマットなどがへたってきた時は交換可能。
  • 何かと相談にのってくれる。

これは電動ベッドに限ったことではなく、車椅子にも言えます。

どうしても自分のものが欲しい、長い目でみたら買った方が安いからという方以外はレンタルをお勧めします。

もう1つは、前回より介護度が3つ以上上がった場合は住宅改修の補助金がリセットされます。

【要支援1→要介護2】などですね。

福祉用具の詳しい記事はこちら☟

要介護3、4、5

3なのか5なのかで若干の違いは出ますが、ほぼ全部のサービスが利用できます。ヘルパーで言えば毎日でも可能になります。

大きく変わることは…

特別養護老人ホーム(特養)への入居が可能になる!

施設を考えられている方はこれが一番大きいかもしれませんね。

何といっても施設費が有料老人ホームなどに比べると桁違いに安いです。

そのため、待機待ちがかーなり多いです。

地方でも1年待ちとかも普通にあります。

その間どうしても在宅で介護できない場合は一旦有料老人ホームや介護老人保健施設(老健と言われるもの。大体3か月~6か月の期限付き)に入居して、空きを待つパターンも多いですね。

まとめ

  • 事業対象者はヘルパーかデイサービスのみ
  • 要支援~要介護1までは使えるサービスに違いはほぼない(回数が違う、施設入居は要介護以上となっている場合がある)
  • 要介護2からは車椅子や電動ベッドのレンタルができる
  • 要介護3から特別養護老人ホーム(特養)の入居が可能になる

いかがでしたか?

介護サービスは色々な種類があり、その一つ一つに小難しい名前がつけられているので混乱することが多いです。

しかし、上記の要点だけ抑えておき、尚且つ必要な部分のみ詳しい説明を読めば良いと思います(実際には利用しないものも多いと思うので)。

施設もサービスもそれぞれ特色がありますので、詳しくは個別記事をご覧ください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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